読書感想文

読んだ本と見た映画のはなし。

その白さえ嘘だとしても

その白さえ嘘だとしても / 河野裕

16冊目読了

 

「いなくなれ、群青」つづき。

 

 あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、寸断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。

 

これ、ラノベだったらしい!!!

うんそうだよね!!そうだと思ってた!!笑

 

だって他の小説と全然違うもんね!分かりやすすぎるもん!!

 

あとね!表現の仕方が綺麗すぎるよね!この小説自体『美しさ』についてよく出てくるからかもしれんけど、いちいち言い回しが美しい。きれい。

 

ただたまに、これ以上いったら、痛い??くさい??中二病??みたいなかんじもして(このへんでまさかこれがラノベ?って思った笑)、天才とバカは紙一重というけどそんなかんじ(笑)

 

 

前回は「うおーーーー切ねーーーーーー!!!」って大興奮したけど、今回は主要登場人物のそれぞれの章があって、いろんな感情と考え方が渦巻いてておもしろかったなぁー。すごく共感したしどの登場人物も愛しくなる!100万回生きた猫が好きなんだけどあんま出てこなくて悲しい。

 

気になる終わり方されてしまったけど、シリーズ3冊目も手元にあるからこれから読む!