君にさよならを言わない
君にさよならを言わない / 七月隆文
2016年18冊目読了ー!
福士蒼汰と小松菜奈で映画化する「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を書いたひとの本!
「明くんと久しぶりに話せた…」
事故がきっかけで幽霊が見えるようになったぼくは、六年前に死んだ初恋の幼馴染、桃香と再会する。
昔と変わらぬ笑顔をぼくに見せる桃香は、ある未練を残してこの世に留まっていた。
それは、果たせなかったあの日の約束…。
桃香の魂を救うため、ぼくは六年前に交わした二人の約束を遂げる―。
少年と幽霊たちの魂の交流を描く感動の連作短編。切なくて、温かい。
短編集。幽霊もの。(笑)
こういうタイトルがすごーーーく好きで、思わず買ってしまったんだけど、正直微妙だったなぁ。
なぜかというと、分かりやすすぎる。
次こうなるんだろうな、が分かりすぎる。
簡単になってるんだろうけど、ただ私がもっと考えて読みたかったなぁって思っただけ。
話が綺麗すぎるんだよなぁ。
「話が綺麗すぎる」って私よく言ってるの気がする。たぶん話が綺麗=非現実的=感情移入しにくいってことだと思うんだけど、ファンタジーはすごく好き。
短編だし分かりいいからすぐ読み終わったんだけど、特に心に残ったり感動したりとかはなくて、ただこの世に未練を残して死にたくないなと思った笑
主人公が母のことで悩んでるのにそのことに触れずに終わっちゃうんだよなぁ。これ、「君にさよならを言わない2」が出てるんだけどそこで触れるのかな。
買わないかな。笑